こちらの記事では、JavaScriptのmouseover(マウスオーバー)イベントについてサンプルコードを用いて分かりやすく解説しています。
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mouseoverイベントとは
mouseoverイベントとは、特定の要素にマウスカーソルが乗ったタイミングで実行されるイベントです。
同じマウスイベントの一つである、mouseout(マウスカーソルが離れたタイミングで実行されるイベント)とは対照的のイベントになります。
mouseoverイベントの使い方
mouseoverイベントは「addEventListenerメソッド」「onmouseoverプロパティ」「onmouseover属性」の3つの書き方があります。▼トリガーになる要素を取得(addEventListenerとonmouseoverプロパティで使用)
const elem = document.getElementById('js-elem'); // トリガーになる要素を取得
▼addEventListenerメソッド
elem.addEventListener('mouseover',function(){ // 第一引数にmouseoverを指定
// 処理を記述
});
▼onmouseoverプロパティ
elem.onmouseover = function(){
// 処理を記述
};
▼onmouseover属性
<button onmouseover="mouseoverEvent()">テキスト</button>
<script>
function mouseoverEvent(){
// 処理を記述
};
</script>
サンプルコード
こちらで紹介するサンプルコードは、背景色が水色のコンテンツにマウスカーソルを乗せると、最初に表示されている「マウスカーソルを乗せてください」のテキストが「イベントが実行されました!」に変わります。<style>
#js-cursor{
max-width:500px;
margin:0 auto;
padding:20px;
text-align:center;
background:#9DCCE0;
}
</style>
<div id="js-cursor" onmouseover = hoverCursor()>マウスカーソルを乗せてください</div> // ①
<script>
const cursor = document.getElementById('js-cursor');
function hoverCursor(){ // ②
cursor.textContent = "イベントが実行されました!"; // ③
}
</script>
実行結果
マウスカーソルを乗せてください
サンプルコード解説
- イベントを設定したいHTMLタグに対してonmouseover属性を追加し、hoverCursor関数が呼ばれるように設定
- mouseoverイベントが実行された時に呼ばれる、hoverCursor関数を定義する
- イベント実行時に、テキストを変更する処理を記述