本記事では、Gitでコンフリクト(CONFLICT)が発生した際の対処手順について解説しています。
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目次
コンフリクトの解消手順
別のブランチの内容をマージしようとした時に、以下のエラーメッセージが表示された場合は同じファイルの同じ行を変更しているため、コンフリクトが発生しています。
$ git merge test
Auto-merging index.html
CONFLICT (content): Merge conflict in index.html
Automatic merge failed; fix conflicts and then commit the result.コンフリクトが発生した際、まずはどのファイルでコンフリクトが発生しているかを特定します。特定する方法は、git statusコマンドを実行します。
$ git status
Unmerged paths:
(use "git add <file>..." to mark resolution)
both modified: index.html
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「both modified:」 の後に表示されているファイルでコンフリクトが発生しています。ファイルをエディタ等で開くと、コンフリクトが発生している箇所に<<<< HEADなどの記述した覚えのないコードが挿入されています。
<<<<<<< HEAD
<p>mainブランチからの追記</p>
=======
<p>testブランチからの内容</p>
>>>>>>> testここには、コンフリクトが発生した原因となるコードが記述されています。見方は、<<<<<<< HEADの下には現在居るブランチで記述されたコード、======の下にはマージ先で記述されたコードです。
どちらのコードを優先するかを決め、不必要なコードは削除します。
<p>testブランチからの内容</p>最後に、git addコマンドでステージに追加しgit commitコマンドでコミットして作業は完了です。
git add ファイル名
git commit -m "コミットメッセージ"
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