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【JavaScript】for…of文でインデックス番号(添え字)を使う方法

for…of文は、ES6より新しく登場した構文でfor文よりも簡単に配列などのループ処理を実装することが出来ます。

しかし、for文ではカウンター変数(初期値)を配列のインデックス番号として扱うことが出来たのに対し、for…of文では配列要素だけが仮変数に代入されインデックス番号として扱う値は何も渡されません。

そこで本記事では、JavaScriptのfor…of文でインデックス番号(添え字)を使う方法について解説しています。

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目次

for…of文ではインデックス番号(添え字)が使えない?

結論から話しますと、for…of文の基本的な書き方だとインデックス番号を使うことは出来ません。しかし、for…of文を少し改良することでインデックス番号が使えるようになります。

カウンター変数を用意する

先輩くん

1つ目の方法は、自分でカウンター変数を用意する方法だよ!

let arr = ["A", "B", "C", "D", "E"];

let i = 0;
for (let v of arr) {
  console.log(`${i}: ${v}`);
  i++;
}

/* コンソールログ *
 * 0: A
 * 1: B
 * 2: C
 * 3: D
 * 4: E
 */

for…of文のブロック外にカウンター用の変数を定義し、初期値に0をセットします。for…of文の最後にカウンター用の変数をインクリメントする処理(i++)を追加します。

entriesメソッドを使う

先輩くん

2つ目の方法は、entriesメソッドを使う方法だよ!

let arr = ["A", "B", "C", "D", "E"];

for (let [i, v] of arr.entries()) {
  console.log(`${i}: ${v}`);
}

/* コンソールログ *
 * 0: A
 * 1: B
 * 2: C
 * 3: D
 * 4: E
 */

ループさせたい配列にentriesメソッドを使います。仮変数を分割代入の形[仮変数1, 仮変数2]にすることで、仮変数1にはインデックス番号が、仮変数2には配列要素が代入されます。

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