こちらの記事では、JavaScriptのmouseup(マウスアップ)イベントについてサンプルコードを用いて分かりやすく解説しています。
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mouseupイベントとは
mouseupイベントとは、ユーザーがイベントを設定した要素を押して離したタイミングで発火するイベントです。
要素を押して離したタイミングで発火するのがポイントで、押したタイミングではイベントは実行されませんので注意しましょう。
もし、要素が押されたタイミングでイベントを実行させたい場合はmousedownイベントを使います。
mouseupイベントの使い方
mouseupイベントは「addEventListenerメソッド」「onmouseupプロパティ」「onmouseup属性」の3つの書き方があります。▼トリガーになる要素を取得(addEventListenerとonmouseupプロパティで使用)
const elem = document.getElementById('js-elem'); // トリガーになる要素を取得
▼addEventListenerメソッド
elem.addEventListener('mouseup',function(){ // 第一引数にmouseupを指定
// 処理を記述
});
▼onmouseupプロパティ
elem.onmouseup = function(){
// 処理を記述
};
▼onmouseup属性
<button onmouseup="mouseupEvent()">テキスト</button>
<script>
function mouseupEvent(){
// 処理を記述
};
</script>
サンプルコード
下記のサンプルコードは、addEventListenerメソッドを使って作成したものになります。<button id="btn">イベント実行ボタン</button>
<script>
const btn = document.getElementById('btn');
btn.addEventListener('mouseup',function(){
this.insertAdjacentHTML('afterend','<p>イベントが実行されました!');
})
</script>
実行結果
サンプルコード解説
- mouseupイベントを設定するトリガー要素を取得
- ①で取得した要素にaddEventListenerメソッドの第一引数にmouseupを指定
- insertAdjacentHTMLメソッドを使い、mouseupイベントが実行された時に「イベントが実行されました!」のテキストを表示させる