ダブルクリックイベントとは、その名の通りユーザーがボタンなどをダブルクリックした時に実行されるイベントを指します。
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Contents
ダブルクリックイベントの使い方
ダブルクリックイベントは「addEventListenerメソッドにdblclickを指定する」「ondblclickプロパティ」「ondblclick属性」の3つの書き方があります。 使い方をそれぞれ別々に解説していきます。addEventListenerメソッドを使ったdblclickイベントの書き方
addEventListenerメソッドを使ってdblclickイベントを登録する時の書き方は以下の通りです。const elem = document.getElementById('btn'); // トリガーになる要素を取得
elem.addEventListener('dblclick',function(){
// ダブルクリックイベントの処理を記述
})
まず始めにダブルクリックイベントのトリガーとなる要素を取得します。
続いて、取得した要素にaddEventListenerメソッドを使い第一引数に「dblclick」を指定し、第二引数に指定した関数内にダブルクリックイベントが実行された時に処理したい内容を記述します。
上記サンプルで表示されているボタンをダブルクリックすると、「ダブルクリックされました」のテキストが追加されます。
ondblclickプロパティの書き方
ondblclickプロパティを使ってダブルクリックイベントを登録する時の書き方は以下の通りです。const elem = document.getElementById('btn'); // トリガーになる要素を取得
elem.ondblclick = function(){
// ダブルクリックイベントの処理を記述
};
まず始めにaddEventListenerメソッドを使ってダブルクリックイベントを登録する時の書き方と同様に、トリガーとなる要素を取得します。
続いて、取得した要素にondblclickプロパティを使い関数を代入します。代入した関数にダブルクリックイベントが実行された時に処理したい内容を記述します。
上記サンプルの処理は、addEventListenerメソッドを使ったものと同様で表示されているボタンをダブルクリックすると、「ダブルクリックされました」のテキストが追加されます。
ondblclick属性の書き方
ondblclick属性を使ってダブルクリックイベントを登録する時の書き方は以下の通りです。<タグ ondblclick="dblclickEvent()">テキスト</タグ>
HTMLタグにondblclick属性を追加し、呼び出したい関数を設定します。続いて、ondblclick属性に設定した関数を定義しダブルクリックイベントが実行された時に処理したい内容を記述します。
上記サンプルの処理は、addEventListenerメソッドとondblclickプロパティと同様で表示されているボタンをダブルクリックすると、「ダブルクリックされました」のテキストが追加されます。
addEventListenerメソッドのdblclickイベントとondblclickプロパティの違い
これについては別記事で詳しく解説しているから興味のある方は下記のURLを参考にしてね!
まとめ
今回はJavaScriptのダブルクリックイベントの使い方について解説しました。
最後にポイントを軽くおさらいしましょう。
- ダブルクリックイベントの登録には、addEventListenerメソッドの第一引数にdblclickを指定する方法、ondblclickプロパティを使う方法、ondblclick属性を使う方法の3種類がある
- addEventListenerメソッドの第一引数にdblclickを指定する方法とondblclickプロパティを使う方法の違いは、複数のイベントを登録できるか、できないか