こちらの記事では、JavaScriptのblurイベントについてサンプルコードを用いて分かりやすく解説しています。
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blurイベントとは
blurイベントとは、ユーザーがテキストフィールドやテキストエリアなどに対して一度フォーカスをあてている状態から外したタイミングで実行されるイベントです。
同じフォーカス系イベントである、focusイベント(クリックやキーボードのTabキーでテキストフィールドやテキストエリアなどに対してフォーカスした時にイベント実行)とは対照的のイベントになります。
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blurイベントの使い方
blurイベントは「addEventListenerメソッド」「onblurプロパティ」「onblur属性」の3つの書き方があります。▼トリガーになる要素を取得(addEventListenerとonblurプロパティで使用)
const elem = document.getElementById('js-elem'); // トリガーになる要素を取得
▼addEventListenerメソッド
elem.addEventListener('blur',function(){ // 第一引数にblurを指定
// 処理を記述
});
▼onblurプロパティ
elem.onblur = function(){
// 処理を記述
};
▼onblur属性
<form>
<input type="text" placeholder="テキストを入力してください" onblur="blurEvent();">
</form>
<script>
function blurEvent(){
// 処理を記述
}
</script>
サンプルコード
こちらで紹介するサンプルコードは、テキストフィールドに文字を入力してフォーカスを外すと入力した文字が下に表示されます。
実行結果
<form>
<input id="input-text" type="text" placeholder="テキストを入力してください">
<p>入力されたテキスト:<span id="output-text"></span></p>
</form>
<script>
window.addEventListener('DOMContentLoaded',function(){
const inputText = document.getElementById('input-text'); // ①
const outputText = document.getElementById('output-text'); // ①
inputText.addEventListener('blur',function(e){ // ②
outputText.textContent = e.target.value; // ③
});
});
</script>
サンプルコード解説
- blurイベントを設定する対象のテキストフィールド要素と入力した文字列を表示させる要素を取得
- addEventListenerメソッドの第一引数にblurを指定
- blurイベントが実行された時にe.target.valueでテキストフィールドの値を取得し表示させる