本記事では、Gitでファイルを移動することやリネーム(ファイル名の変更)をすることができる、git mvコマンドについて詳しく解説しています。
先輩くん
Gitのインストールをしていない人はこちらの記事を参考にしてください!
あわせて読みたい
ITエンジニア特化の転職サイト!
自社内開発求人に強い【クラウドリンク】
Gitの学習におすすめ参考書
改訂2版 わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門
git mvコマンドの使い方
git mvとは、ファイルを移動・リネームすることができるコマンドです。
通常のmvコマンドや手動でファイル名を変更させた場合は、変更がワークツリー内でしか反映されないのに対して、git mvコマンドで実行されたファイルはステージにも反映がされます。
git mv ファイル名 移動先ディレクトリ名
git mv 旧ファイル名 新ファイル名
git mvは「mv」「git rm」「git add」の3つのコマンドを組み合わせたものになります。
mv 旧ファイル名 新ファイル名
git rm 旧ファイル名
git add 新ファイル名
実際にgit mvコマンドを使ってファイルの移動・リネームをする
それでは、実際にgit mvコマンドを使ってファイルの移動とリネームする流れについて解説します。ファイルの移動
ファイルに移動について紹介します。まず始めに現在のファイル状況を確認するため「ls」コマンドを実行します。
ls
css images index.html style.css
git mv style.css css
ls
css images index.html
ls css/
style.css
以上が、git mvコマンドを使ったファイル移動の一連の流れになります。
ファイル名の変更
ファイル名の変更について紹介します。まず始めに現在のファイル状況を確認するため「ls」コマンドを実行します。
ls
index.html
git mvコマンドの旧ファイル名に「index.html」、新ファイル名に「sample.html」を指定します。
git mv index.html sample.html
ls
sample.html
以上が、git mvコマンドを使ったファイル名変更の一連の流れになります。