本記事では、PHPで変数の中身を確認することができるvar_dumpの使い方について解説しています。
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変数の中身を確認する
PHPで変数の中身を確認する場合、var_dumpを使います。var_dumpとは、変数に格納されている値や設定した値の情報を表示する関数です。
var_dump(変数名);
変数の中身が数値の場合
変数の中身が数値の場合、var_dumpがどのような結果を表示するのか確認してみましょう。
<?php
$num = 100;
var_dump($num);
?>
intとは、integerの頭文字を取ったもので整数型を表します。()内に書かれている数値は変数に代入されている値です。
今回は変数に100を代入しているので、「int(100)」の結果が表示されます。
変数の中身が文字列の場合
変数の中身が文字列の場合、var_dumpがどのような結果を表示するのか確認してみましょう。
<?php
$str = "Hello World";
var_dump($str);
?>
stringとは、文字列型を意味します。()内に書かれている数値は文字列の長さを表しており、空白もカウントされます。最後に記述されている文字列が、変数に代入されている値となります。
今回は変数にHello Worldを代入しているので、空白を含めた11文字の「string(11) “Hello World”」の結果が表示されます。
変数の中身がtrueまたはfalseの場合
変数の中身がtrueまたはfalseの場合、var_dumpがどのような結果を表示するのか確認してみましょう。
<?php
$bool1 = true;
$bool2 = false;
$num = 100;
var_dump($bool1);
var_dump($bool2);
var_dump($num === 100);
?>
boolとは、booleanの略で真偽値を表しています。()内に書かれている文字は変数内の値がtrueの場合はtrueを表示し、falseの場合はfalseを表示します。また、等価演算子で比較した場合も結果が一致であればtrueを結果が異なればfalseを表示します。