本記事では、変数に値がセットされているかどうかを判定することが出来るisset関数の使い方について解説しています。
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isset関数とは
issetとは、変数に値がセットされているか判別する時に使用される関数です。
if($変数)で値がセットされているか判別してしまいがちですが、この場合数値の0や空文字などもfalseが返ってきてしまうためより正確に値がセットされているか判定するには、isset関数を使用します。
isset関数の使い方
isset関数の使い方・書き方は以下のとおりです。
<?php
$num = null;
$num = isset($num) ? $num : '1';
?>
isset関数の引数に値がセットされているか確認したい変数を設定します。値がセットされている時はtrueが返り、値がNullまたは未定義の状態はfalseが返されます。

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サンプルコード
最後にisset関数を使ったサンプルコードを紹介します。
下記のサンプルコードでは、変数の値がセットされているかを確認します。変数に値がセットされている場合は、特に処理をせずに元の値を返し、変数に値がセットされていない場合(未定義 or null)は、初期値として0を返します。
<?php
$num = null;
check($num); // -> 0
$num = 10;
check($num); // -> 10
function check($v){
print_r(isset($v) ? $v : '0');
}
?>
1回目の処理では変数$numにnullが代入されているため、isset関数でfalseが返り初期値として0が出力されていることが確認できます。
2回目の処理では変数$numに10が代入されているため、isset関数でtrueが返り元の値の10が出力されていることが確認できます。