本記事では、配列の先頭・末尾・n番目を削除する方法についてサンプルコードを用いて解説しています。
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Contents
配列の先頭を削除
配列の先頭を削除するには、array_shift()を使います。
<?php
$arr = ['データ1', 'データ2', 'データ3'];
array_shift($arr);
?>
使い方は、array_shift()の引数に先頭を削除したい配列を渡します。
array_shift()を使ったサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
<?php
$name_arr = ['Tanaka', 'Suzuki', 'Yamada'];
array_shift($name_arr);
print_r($name_arr); // -> Array ( [0] => Suzuki [1] => Yamada )
?>
配列の先頭に格納されていたTanakaが削除されているのが確認できます。
配列の末尾を削除
配列の末尾を削除するには、array_pop()を使います。
<?php
$arr = ['データ1', 'データ2', 'データ3'];
array_pop($arr);
?>
使い方は、array_shift()と同様にarray_pop()の引数に末尾を削除したい配列を渡します。
array_pop()を使ったサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
<?php
$name_arr = ['Tanaka', 'Suzuki', 'Yamada'];
array_pop($name_arr);
print_r($name_arr); // -> Array ( [0] => Tanaka [1] => Suzuki )
?>
配列の末尾に格納されていたYamadaが削除されているのが確認できます。
配列のn番目を削除
配列のn番目を削除するには、array_splice()を使います。
<?php
$arr = ['データ1', 'データ2', 'データ3'];
array_splice($arr, 削除する位置, 削除する数);
?>
使い方は、array_splice()の第一引数に削除したい配列を渡し、第二引数に削除したい位置を設定します。配列は0番目から始まるので配列の2番目を削除したい場合は1を設定します。第三引数に削除したい数を設定します。第三引数を省略した場合、削除する位置以降に格納されているデータが全て削除されます。
array_splice()を使ったサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
<?php
$name_arr = ['Tanaka', 'Suzuki', 'Yamada'];
array_splice($name_arr, 1, 1);
print_r($name_arr); // -> Array ( [0] => Tanaka [1] => Yamada )
?>
配列の2番目(添字の1番目)に格納されていたSuzukiが削除されているのが確認できます。