本記事では、JavaScriptで文字列の前後に余分なスペースが入った時の削除する方法について解説しています。
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trimの使い方
JavaScriptで前後のスペースを削除するには、trimメソッドを使用します。使い方は以下のとおりです。
文字列.trim();
trimの使い方
- 文字列:前後のスペースを削除したい文字列を指定
const str = " JavaScriptは奥が深い.. ";
const strConversion = str.trim();
console.log(strConversion); // -> JavaScriptは奥が深い..
全角スペース・改行・タブも削除される
文字列の前後に半角スペース以外の「全角スペース」「改行」「タブ」が入っている場合も、trimメソッドによって削除されます。
const str = "\nJavaScriptは奥が深い..\t";
const strConversion = str.trim();
console.log(strConversion); // -> JavaScriptは奥が深い..
エスケープシーケンス
- \t:タブを意味する
- \n:改行を意味する
文字列内のスペースは削除されない
trimメソッドは、前後のスペースを削除することは出来ますが、文字列と文字列の間に存在するスペースは削除されません。
const str = "JavaScript は\t奥が深い..";
const strConversion = str.trim();
console.log(strConversion); // -> JavaScript は 奥が深い..
ブラウザ対応状況
trimメソッドのブラウザ対応状況は以下のとおりです。
デバイス | ブラウザ | サポート |
---|---|---|
Chrome | 4 | |
Edge | 12 | |
FireFox | 3.5 | |
Internet Explorer | 10 | |
Opera | 10.5 | |
Safari | 5 | |
WebView Android | 37 | |
Chrome Android | 18 | |
FireFox for Android | 4 | |
Opera Android | 11 | |
Safari on iOS | 5 | |
Samsung Internet | 1.0 |