本記事では、JavaScriptのswitch文でOR条件の分岐を実装する方法について解説しています。
JavaScriptの学習におすすめ参考書
改訂3版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
先輩くん
10万部突破したJavaScriptの本が大幅増補改訂し7年ぶりに発売されたよ!
後輩ちゃん
最新の基本文法から、開発に欠かせない応用トピックまで学ぶことが出来るよ!
綺麗なコードが書けるようになる!
リーダブルコード-より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
先輩くん
より良いコードを書きたい人におすすめの本だよ!
後輩ちゃん
10以上前の書籍ですが、内容は今でも役に立つものばかりです!
switch文でOR条件の分岐を実装する書き方
switch文のcaseで比較する値は異なるけど、実行する処理が同じ場合どのように書きますか?以下のようなコードを書く人が多いのではないでしょうか?
let fruits = "apple";
switch (fruits) {
case "apple":
console.log("対象のフルーツです");
break;
case "banana":
console.log("対象のフルーツです");
break;
case "watermelon":
console.log("対象のフルーツです");
break;
default:
console.log("それ以外のフルーツです");
break;
}
上記のコードは間違いではありませんが、プログラミングでは同じ処理を複数回記述するのは良いコードとは言えません。
このような場合は、break;を省略して複数ブロックを続けて実行させるフォールスルーと呼ばれる書き方を使いましょう。
let fruits = "apple";
switch (fruits) {
case "apple":
case "banana":
case "watermelon":
console.log("対象のフルーツです");
break;
default:
console.log("それ以外のフルーツです");
break;
}
上記のコードは始めに紹介したコードと同じ動作をします。
かなりコードが見やすくなったのではないでしょうか?それに加え、同じ処理を複数回記述していないため修正が入ったとしても1箇所のみ編集すれば良いので保守にも優しいコードになりました。