本記事では、switch文で後続の処理も実行されてしまう時の原因と対処法について解説しています。
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目次
switch文で後続の処理も実行されてしまう時の原因と対処法
switch文で後続の処理も実行されてしまう時の原因は、最後にセットする「break;」の記述漏れだと思われます。
switch文は処理が終わるタイミングをbreak;に設定しているため、caseブロック内の処理が全て終わってもbreak;の記述がされていなければ後続に記述されている処理も実行してしまいます。
下記のコードを見てみましょう。
let food = "ramen";
switch (food) {
case "ramen":
console.log("ラーメン");
case "steak":
console.log("ステーキ");
default:
console.log("その他");
}
処理を実行すると「ラーメン・ステーキ・その他」が表示されます。1つ目のcaseに一致しコンソールに「ラーメン」が表示された後、break;がないため次のcaseブロック内の処理を実行しコンソールに「ステーキ」が表示されます。ここでもbreak;がないため最後のdefault内の処理が実行されコンソールに「その他」が表示されます。
上記コードにbreak;をセットして再度実行してみましょう。
let food = "ramen";
switch (food) {
case "ramen":
console.log("ラーメン");
break;
case "steak":
console.log("ステーキ");
break;
default:
console.log("その他");
break;
}
今度は、コンソールに「ラーメン」だけ表示がされるようになりました。