本記事では、JavaScriptで表示桁数を揃える方法について解説しています。
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表示桁数を揃える方法
表示桁数を揃えるには、padStartメソッドまたはpadEndメソッドを使用します。基本的な使い方は以下のとおりです。
String.padStart(maxLength [, fillString])
String.padEnd(maxLength [, fillString])
構文解説
- String:対象の文字列
- maxLength:表示桁数の指定
- fillString:足らない箇所に補う文字(省略可能)
先頭に文字を補う
先頭に文字を補う時は、padStartメソッドを使用します。
let str = "123.456";
console.log(str.padStart(10)); // => 123.456
console.log(str.padStart(10, "0")); // => 000123.456
上記のコードでは、表示桁数が10桁になるようにするため第一引数(maxLength)に10を指定しています。
1つ目のpadStartメソッドでは、第二引数の補う文字を省略しています。この場合は先頭に空白が入ります。
2つ目のpadStartメソッドでは、第二引数の補う文字に「”0″」を指定しています。この場合は先頭に0が入ります。
末尾に文字を補う
末尾に文字を補う時は、padEndメソッドを使用します。
let str = "123.456";
console.log(str.padEnd(10)); // => 123.456
console.log(str.padEnd(10, "0")); // => 123.456000
padStartメソッドと原理は全く同じで、ただpadEndメソッドの場合末尾に空白や第二引数に指定した文字が入ります。