本記事では、JavaScriptの変数名・関数名によく使われる命名規則について解説しています。
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3つの命名記法
先輩くん
JavaScriptで主に使われる3つの命名規則(キャメルケース,パスカルケース,スネークケース)について、別々に紹介するね!
キャメルケース(ローワーキャメルケース)
1つ目の命名記法は、キャメルケース(ローワーキャメルケース)です。主に変数・関数名で使用される書き方です。
let sampleText = "サンプル";
function sampleLog(){}
先頭の頭文字は小文字で、それ以降の単語の頭文字は大文字で繋げます。
先輩くん
繋げる単語の頭文字が大文字であることから、そこがラクダ(camel)のコブであるように見えるためキャメルケースと呼ばれているよ!
パスカルケース(アッパーキャメルケース)
2つ目の命名記法は、パスカルケース(アッパーキャメルケース)です。主にクラス名で使用される書き方です。
class SampleClass {}
先頭の頭文字と、それ以降の単語の頭文字も大文字で繋げます。
先輩くん
pascal(パスカル)と呼ばれるプログラミング言語が、この記法を標準としているためパスカルケースと呼ばれているよ!
スネークケース
3つ目の命名記法は、スネークケースです。主に定数(const)の変数名で使用される書き方です。
const SAMPLE_NUM = 100;
単語同士を「_」(アンダースコア)で繋げます。
先輩くん
蛇(スネーク)が這いつくばってる様子から、スネークケースと呼ばれているよ!