本記事では、JavaScriptで複数ある数値の中で最大値・最小値を求める方法について解説しています。
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目次
maxメソッドとminメソッド
複数ある数値の中で最大値・最小値を求めるには、Mathオブジェクトで提供されているmaxメソッドとminメソッドを使用します。基本的な使い方は以下のとおりです。
Math.max(values)
Math.min(values)
構文解説
- max:最大値を求めるメソッド
- min:最小値を求めるメソッド
- values:最小値or最大値を調べたい数値を指定
変数の最大値・最小値を求める
変数に代入されている値の最大値・最小値を求める書き方は以下のとおりです。
let num1 = 10;
let num2 = 20;
let num3 = 30;
// 最大値
let maxValue = Math.max(num1, num2, num3);
console.log(maxValue); // => 30
// 最小値
let minValue = Math.min(num1, num2, num3);
console.log(minValue); // => 10
配列の最大値・最小値を求める
変数に代入されている値の最大値・最小値を求めるには、引数に変数を指定するだけでしたが配列の場合はどうでしょうか?
let numArr = [10, 20, 30];
// 最大値
let maxValue = Math.max(numArr[0], numArr[1], numArr[2]);
console.log(maxValue); // => 30
// 最小値
let minValue = Math.min(numArr[0], numArr[1], numArr[2]);
console.log(minValue); // => 10
書き方は間違いではありませんが、配列に値が10個あった時一つ一つずつ記述するのはとても大変です。このような場合は、スプレッド構文を使用するのがおすすめです。
let numArr = [10, 20, 30];
// 最大値
let maxValue = Math.max(...numArr);
console.log(maxValue); // => 30
// 最小値
let minValue = Math.min(...numArr);
console.log(minValue); // => 10