本記事では、jQueryで子要素と孫要素配下を取得する時に使うchildren()メソッドとfind()メソッドの使い方について解説しています。
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直下の子要素を取得する
直下の子要素を取得するには、children()メソッドを使います。使い方はchildren()の引数にセレクタを渡すことで対象となる子要素を絞り込むことができます。
下記のサンプルコードでは、contentのid名を持つ要素の直下に存在するpタグを全て取得します。
<div id="content">
<p>テキスト1</p>
<p>テキスト2</p>
<div>
<p>テキスト3</p>
</div>
</div>
const $elem = $("#content").children("p");
console.log($elem.length); // -> 2
注意すべきポイントは、直下の子要素のみを取得することです。contentのid名を持つ要素内には合計で3つのpタグが置かれていますが、取得している要素の数は2つです。この理由は、最後のpタグが直下の子要素ではなくdivタグに囲われて孫要素になっているためです。
孫要素を取得する
子要素よりも深い位置にある孫要素配下を取得したい場合は、find()メソッドを使います。find()メソッドは配下に存在する全ての要素が対象となります。直下の子要素も対象となるため、children()メソッドのような使い方をすることも可能です。
下記のサンプルコードは、children()メソッドと同様のHTML構造になります。取得する要素もcontentのid名を持つ要素内に存在するpタグです。
<div id="content">
<p>テキスト1</p>
<p>テキスト2</p>
<div>
<p>テキスト3</p>
</div>
</div>
const $elem = $("#content").find("p");
console.log($elem.length); // -> 3
実行結果を確認すると、取得している要素数が3となっておりdivタグで囲われているpタグも正しく取得できていることが確認できます。
children()とfind()の使い分け
children()メソッドとfind()メソッドの使い方を解説しましたが、find()メソッドの方が使い勝手が良いため、ついついchildren()メソッドを蔑ろにしてしまいがちですが、直下の子要素のみが対象となる場合はchildren()メソッドを使うようにしましょう。
- 対象以外の要素も取得してしまう恐れがある
- 他の開発者が対象となる要素を確認しやすくなる