本記事では、JavaScriptで配列を五十音順に並び替える方法について解説しています。
JavaScriptの学習におすすめ書籍
1冊ですべて身につくJavaScript入門講座
メリット
- 誰でも分かるように嚙み砕いて説明してくれる
- アニメーションの知識が深く学べる
- 1つのWebサイトを作りながら学べる
ポチップ
先輩くん
Amazon Kindle Unlimitedに登録すると、月額980円で読み放題だからオススメだよ!
初回30日間は無料だから、まだ登録したことのない人はぜひ試してみてね!
全プログラマー必見!
変数名/関数名にもう悩まない!
変数名/関数名にもう悩まない!
リーダブルコード
メリット
- 美しいコードが書けるが自然と書けるようになる
- 他の開発者が理解しやすいコードになる
著:Dustin Boswell, 著:Trevor Foucher, 解説:須藤 功平, 翻訳:角 征典
¥2,640 (2023/07/23 02:48時点 | Amazon調べ)
目次
sortメソッドとlocaleCompareメソッド
配列を昇順・降順に並び替える際にsortメソッドを使用しますが、五十音順に並び替えることも可能でしょうか?答えはNoです。その理由は、sortメソッドはUnicodeのポイントを基準に並び替えを行っているからです。
そこで登場するのが、localeCompareメソッドです。このlocaleCompareメソッドとsortメソッドを組み合わせて使うことで簡単に五十音順に並び替えることが出来ます。
実際に、五十音順に並び替えるコードを用意したので確認してみましょう!
let strArr = ["う", "い", "あ", "え", "阿", "亜", "尾", "鵜", "伊"];
let copyArr = [...strArr];
// 純粋なsort
console.log(strArr.sort()); // => ['あ', 'い', 'う', 'え', '亜', '伊', '尾', '阿', '鵜']
// localeCompareメソッドを組み合わせたsort
console.log(copyArr.sort((x, y) => x.localeCompare(y, "ja"))); // => ['あ', 'い', 'う', 'え', '亜', '阿', '伊', '鵜', '尾']
sortメソッドのみを使用したコードの結果は、漢字の「阿(あ)」が「尾(お)」の後ろに配置されたりと間違った並びになっていることが分かります。
一方、localeCompareメソッドを組み合わせたコードの結果は、綺麗に五十音順に並んでいることが分かります。