本記事では、JavaScriptとjQueryで使える配列の末尾(push)・先頭(unshift)・自由(splice)な箇所に要素を使いする方法について解説しています。
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目次
配列の末尾に要素を追加する(push)
配列の末尾に要素を追加する場合はpushメソッドを使用します。
let arr = [];
arr.push("要素");
pushメソッドの引数には追加したい要素を指定します。追加したい要素が複数ある場合は、(要素1,要素2)のような形でコロンで区切ります。
pushメソッドを使って配列に要素を追加するサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
let numArr = [1,2,3,4,5];
numStr.push(6);
console.log(numArr); // -> [1,2,3,4,5,6]
numStr.push(7,8);
console.log(numArr); // -> [1,2,3,4,5,6,7,8]
配列の先頭に要素を追加する(unshift)
配列の先頭に要素を追加する場合はunshiftメソッドを使用します。
let arr = [];
arr.unshift("要素");
unshiftメソッドの引数には追加したい要素を指定します。追加したい要素が複数ある場合は、pushメソッドと同様に(要素1,要素2)のような形でコロンで区切ります。
unshiftメソッドを使って配列に要素を追加するサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
let numArr = [1,2,3,4,5];
numStr.unshift(6);
console.log(numArr); // -> [6,1,2,3,4,5]
numStr.unshift(7,8);
console.log(numArr); // -> [7,8,6,1,2,3,4,5]
配列の自由な位置に要素を追加する(splice)
配列の先頭や末尾ではなく、2番目や3番目などの自由な位置に要素を追加したい場合はspliceメソッドを使います。
splice(start, deleteCount, item);
引数の詳細
- start:追加したい位置
- deleteCount:配列のstart位置から削除する数
- item:追加する要素
単純な要素の追加では、削除する必要がないためdeleteCountは常に0で問題ないです。追加したい要素が複数ある場合は、unshiftメソッドと同様に(要素1,要素2)のような形でコロンで区切ります。
spliceメソッドを使って配列に要素を追加するサンプルコードと実行結果は以下のとおりです。
let strArr = ["A","B","D","E","H"];
strArr.splice(2,0,"C");
console.log(strArr); // -> ["A","B","C","D","E","G"]
strArr.splice(5,0,"F","G");
console.log(strArr); // -> ["A","B","C","D","E","F","G","H"]