本記事では、JavaScriptで一度だけイベントリスナーを実行させる方法について解説しています。
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目次
onceオプションを付ける
一度だけイベントリスナーを実行させたい場合は、addEventListenerメソッドの第三引数のonceオプションをtrueします。
element.addEventListener(type, listener, {once: true});
構文解説
- element:イベントを登録したい要素を指定
- type(第一引数):イベントの種類を指定
- listener(第二引数):イベント発生時に処理をしたいコードを記述
- once(第三引数):一度だけ処理を実行させる場合はtrue
実際に、addEventListenerメソッドの第三引数のonceオプションをtrueにしたサンプルコードを用意したので、動作確認してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
</head>
<body>
<input id="btn" type="button" value="ボタン" />
<script src="index.js"></script>
</body>
</html>
let btn = document.querySelector("#btn");
const btnClick = () => {
console.log("ボタンがクリックされました!");
};
btn.addEventListener("click", btnClick, { once: true });
通常であれば、ボタンをクリックした回数分だけコンソールログに「ボタンがクリックされました!」の文字列が出力されますが、once: trueの指定をしているので2回目以降はクリックしてもイベントに登録している関数(btnClick)は実行されません。