本記事では、Gitで変更履歴を確認することができる、git logコマンドについて詳しく解説しています。
先輩くん
Gitのインストールをしていない人はこちらの記事を参考にしてください!
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Contents
git logコマンドの使い方
git logとは、変更履歴を確認することができるコマンドです。
ここでの変更履歴とは、コミットされたタイミングの履歴のことになります。
git logコマンドを使うことで、「いつ」「誰が」「どのような変更を行ったか(コミットメッセージ)」を確認することができます。
基本的な使い方が以下の通りです。git log
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git logコマンドを実際に変更履歴を確認してみよう
実際にgit logコマンドを使って変更履歴を確認していきましょう。
今回はgit logコマンドで変更履歴が表示されるように、3回コミットしています。
git log
commit 69f26d377c58a702bb7d481afbc4c3832b9129b6
Author: Test User <TestUser@gmail.com>
Date: Sat Mar 19 20:24:56 2022 +0900
third commit
commit 64525a6a8f27a6d9779d6b91b272b4238eee8279
Author: Test User <TestUser@gmail.com>
Date: Sat Mar 19 20:23:59 2022 +0900
second commit
commit fd8a7bd6f18043b035953b363fb835b4adac598c
Author: Test User <TestUser@gmail.com>
Date: Sat Mar 19 20:23:34 2022 +0900
first commit
git logコマンドで表示される内容は以下の通りです。
表示内容
- commit:SHA-1チェックサム(ハッシュ)
- Author:編集者 <メールアドレス>
- コミット日時
- コミットメッセージ
git logコマンドを終了するには、「q」キーを押します
git logコマンドの便利なオプション
変更履歴を一行に表示させる
変更履歴を簡潔に見やすく表示させたい場合は「–oneline」オプションを使います。注意点として、–onelineオプションで表示される変更履歴はAuthor(編集者)とコミットメッセージのみになります。
git log --oneline
69f26d3 third commit
64525a6 second commit
fd8a7bd first commit
表示させるコミット数を制限する
通常のgit logコマンドでは、全ての履歴が表示されます。
長い間運用を続けると、膨大な履歴が表示されるため分かりづらいのに加え、多くの場合は直近の履歴を見ることが多いため直近の◯個目までの履歴を表示させることが多いです。
git log -n 数値
特定のファイルの変更履歴を確認する
あまり触られないファイルの場合、他の変更履歴で埋まってしまい確認しづらい場合があります。特定のファイルの変更履歴のみを確認したい場合は「-p」オプションを使います。-pの後に確認したいファイル名を指定します。
git log -p ファイル名