こちらの記事では、git addコマンドの使い方とステージについて解説しています。git addは、Gitを扱う上で必ず使うコマンドなので使い方をマスターしましょう。
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git addコマンドの使い方
git addとは、ワークツリー(自分の作業場所)からステージにファイルをアップしたい時に実行させるコマンドです。
基本的な使い方は以下の通りです。
git add ファイルorディレクトリ
コマンドの最後にステージに追加したいファイルまたはディレクトリを指定します。複数のファイルを追加したい場合は、半角スペースを空け追加したファイルを指定します。
ステージについて
なぜ、git addコマンドでファイルをステージに追加しないとダメなのかその理由についてお話しします。
まず、ステージとは「コミットする変更を準備」するための場所です。
例えば、ワークツリー内で「ファイルA」「ファイルB」「ファイルC」を変更したとします。しかしファイルBとファイルCはまだ未完成だから、ファイルAのみコミットさせたい場合、ファイルAのみをステージに追加してコミットさせます。つまりステージは一部のファイルを記録するために存在しています。
実際にファイルをステージに追加してみよう
git addコマンドの基本的な使い方を理解したら、実際にファイルをステージに追加してみましょう。
今回は、index.htmlファイルをステージに追加していきます。
git add index.html
これでindex.htmlファイルがステージに追加されました。ステージに追加されているか確認するには「git status」コマンドを実行します。
git status
Changes to be committed:
(use "git rm --cached <file>..." to unstage)
new file: index.html
Changes to be committed:内に「new file:index.html」とあれば、問題なくステージにindex.htmlファイルがアップされています。
git addコマンドの小技
全てのファイルを指定する
全てのファイルをステージに追加する場合、上記で紹介した一つずつファイルを指定するやり方では膨大な時間がかかってしまい非効率です。このような場合は、下記のコマンドを実行させます。
git add .
git addコマンドのファイル指定場所を「.」にすると、全てのファイルをステージに追加することができます。
一部ファイルのみ指定する
一部ファイルのみステージにアップさせたい場合はワイルドカードを使うと簡単です。
以下のコマンドでは、htmlファイルとjpg形式の画像のみをステージにアップさせることができます。
git add *.html // htmlファイルのみ
git add *.jpg // jpg画像のみ