本記事では、OSの作り方が分かるおすすめの参考書を紹介しています。
気になった参考書があれば、購入する前にAmazonの無料試し読みで内容を確認することをおすすめします。
表紙がイラストをたくさん使っているから、内容も初心者向けだろうと思い購入してみたら、図解での説明が少なく文字で埋め尽くされている参考書だった。。なんてこともありますので。
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ゼロからのOS自作入門
出版社 | マイナビ出版 |
著者 | 内田公太 |
発売日 | 2021/3/22 |
- OSって個人で作れるの?
- PCの仕組みとハローワールド
- EDK II入門とメモリマップ
- 画面表示の練習とブートローダ
- ピクセル描画とmake入門
- 文字表示とコンソールクラス
- マウス入力とPCI
- 割り込みとFIFO
- メモリ管理
- 重ね合わせ処理
- ウィンドウ
- タイマとACPI
- キー入力
- マルチタスク
- ターミナル
- コマンド
- ファイルシステム
- アプリケーション
- ページング
- システムコール
- アプリからウィンドウ
- グラフィックとイベント
- 複数のターミナル
- アプリでファイル読み込み
- アプリでファイル書き込み
- アプリのメモリ管理
- 日本語表示とリダイレクト
- アプリ間通信
- おまけアプリ
4章途中まで読了し、その後をパラパラとめくった程度ですが、とてもわかりやすいです。
一歩一歩丁寧に解説されている上、「これは後で実装しましょう」のような引き際がちょうど良く、達成感がありつつも手が止まることが少ないです。
30日かはわかりませんが、初心者ながらに「本当にOS(しかもGUI付き!)を自分で作れてしまうんだろうな」という実感があります。私はLinux MintにQEMUを入れてやっていますが、WSLでのやり方も解説があったのでWindowsでも大丈夫だと思います。
CからC++に書き直す工程も解説されており、C++の知識も基礎程度でよさそうです。買って損は無い良本だと思います。
引用元:Amazon
まだ第1章しか読んでいないが見たところ、初心者がつまづかないようにかなり丁寧に手順を解説し、定義などについて各論あるところは注記で補足するなどの配慮がされている。この膨大な量の低レイヤー技術への丁寧な解説の本が4000円ちょっとで買えてしまうのだから安い。
引用元:Amazon
30日でできる! OS自作入門
出版社 | マイナビ出版 |
著者 | 川合 秀実 |
発売日 | 2006/3/1 |
ページ数 | 724ページ |
- PCの仕組みからアセンブラ入門まで
- アセンブラ学習とMakefile入門
- 32ビットモード突入とC言語導入
- C言語と画面表示の練習
- 構造体と文字表示とGDT/IDT初期化
- 分割コンパイルと割り込み処理
- FIFOとマウス制御
- マウス制御と32ビットモード切り替え
- メモリ管理
- 重ね合わせ処理
- ついにウィンドウ
- タイマ
- 高解像度・キー入力
- マルチタスク
- コンソール
- dirコマンド
- アプリケーション
- API
- OSを守ろう
- C言語でアプリケーションを作ろう
- グラフィックいろいろ
- ウィンドウ操作
- コンソールを増やそう
- ウィンドウ移動の高速化
- LDTとライブラリ
- ファイルと日本語表示
- 圧縮と簡単なアプリケーション
- 高度なアプリケーション
結構分厚いですが、C言語やアセンブラ(こちらは知らなくても大丈夫かもしれません)
引用元:Amazon
を知っている人なら、楽しくOSを作成することができます。
堅苦しい説明は最小限に留めてあり、あくまでOSを楽しく作成することに重点を置いています。
他に類を見ない本なので、発刊されたこと自体に十分価値があると思います。
しかし、OSの構造について詳しく説明した本ではないので、そちらが目的の人は他の本をあたりましょう。
装丁が手軽に読めそうなイメージだったので購入。しかしOSを作り、理解することはやはり、それなりの努力を要求されます。当たり前ですね。しかし、本書は最小で最大の知識を与えてくれるのではないでしょうか。多忙なサラリーマンなので、30日間というわけにはいきませんでしたが。今は、多くのことを身につけることができたと思っており、今後、仕事にも大いに役立てられそうです。
引用元:Amazon
12ステップで作る組込みOS自作入門
出版社 | カットシステム |
著者 | 坂井 弘亮 |
発売日 | 2010/6/1 |
ページ数 | 500ページ |
- 開発環境の作成
- シリアル通信
- 静的変数の読み書き
- シリアル経由でファイルを転送する
- ELFフォーマットの展開
- もう一度,Hello World
- 割込み処理を実装する
- スレッドを実装する
- 優先度スケジューリング
- OSのメモリ管理
- タスク間通信を実装する
- 外部割込みを実装する
ツール導入から始まって簡単なタスク管理まで良くまとまっていると思います。
引用元:Amazon
ターゲットも入手しやすいH8を選んでいるあたりが良いのではないかと思います。
私も本書を参考に、時間を見つけてATMEL SAM3Uシリーズ用のOSを作成しようかと思いました。
開発として、シュミレーションではなく、実機上での開発を想定しています。実機は、H8を対象として、ナイス!だと思います(アーキテクチャが簡素&日本語のハードウェアマニュアルだから)。
引用元:Amazon
また、非常に丁寧な解説がグッド!