本記事では、システム設計について学べるおすすめの参考書を紹介しています。
気になった参考書があれば、購入する前にAmazonの無料試し読みで内容を確認することをおすすめします。
表紙がイラストをたくさん使っているから、内容も初心者向けだろうと思い購入してみたら、図解での説明が少なく文字で埋め尽くされている参考書だった。。なんてこともありますので。
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- 美しいコードが書けるが自然と書けるようになる
- 他の開発者が理解しやすいコードになる
システム設計のセオリー –ユーザー要求を正しく実装へつなぐ
出版社 | リックテレコム |
著者 | 赤 俊哉 |
発売日 | 2016/2/26 |
ページ数 | 428ページ |
- 情報システムと設計
- 論理設計のはじめに
- データ設計のセオリー
- プロセス設計のセオリー
- 機能設計のセオリー
- ユーザビリティ設計のセオリー
- 設計のToBeを実装のAsIsへつなぐために
SE経験者にとってシステムを構築するにあたりわかっているつもりになっている、各工程を改めて見直すいい機会を与えてくれます。自分にない新しい視点が見つかりました。おすすめです。
引用元:Amazon
この本は、システム開発の担当となる方や、ベンダーの上流工程を担当される方に
引用元:Amazon
ぜひ読んでいただきたいと思う本。システム開発の成功に向けた経験とテクニックが凝縮されています。
エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント
出版社 | インプレス |
著者 | 梅田弘之 |
発売日 | 2022/1/24 |
ページ数 | 224ページ |
- システム開発プロジェクトを成功させるリスク管理
- 今、システム開発の実態はどうなっているのか
- システム開発ドキュメントの体系と最近の傾向
- 我々は、なぜ設計書を作成するのか
- システム開発で必要とされるドキュメントフロー
- データ中心設計(DOA)に基づいたデータモデリング
- 令和時代の設計書の基本方針
- 設計書の概要説明は意外と重要
- 画面レイアウト設計の標準化
- コントロール一覧とイベント定義の標準化
- ロジック処理の標準化
- モジュール関連図と影響範囲調査
- 非機能要件の定義
- アジャイル開発の設計書
- 運用設計書 I ―基本方針や構成管理、運用体制―
- 運用設計書 II ―セキュリティ、スケジュール、稼働監視―
- 運用設計書 III ―障害・災害対応、バックアップ、ジョブ管理―
薄くも分厚くもなく理解しやすい素晴らしい本
世にあるドキュメントの本は、薄くて中身がないか分厚く細かい話ばかりしすぎて読むのに苦労するものが多かった。
設計から開発まで一人で行うことが多くなってる現代では、
それらの工程で必要となるドキュメントを一覧しつつ、その役割や書き方についての考え方を記載してくれる本が必要となる。
その意味でこの本はその役割を十分に果たしてくれる本だと思っている。それぞれのドキュメントについて詳しいフォーマットまでは記載がないが、
引用元:Amazon
むしろそれによりわかりやすくなっている。
まさにドキュメントを描くためのドキュメントとなる本です。
システム設計をするにあたりモヤモヤのポイントはたくさんあるかと思います。
何を書くべきか?どこまで書くべきか?
そもそもなぜ設計書を書くのかの目的から立ち返りそれを満たすために何をどこまで書くか、システム特性や開発手法別に見解が提示されています。
また、非機能要件、運用設計などべき論ではやったがいいもののよくわからず手を出せずにいたところにも具体例を提示してくれています。
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現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法
出版社 | 技術評論社 |
著者 | 増田 亨 |
発売日 | 2017/7/5 |
ページ数 | 436ページ |
- 小さくまとめてわかりやすくする
- 場合分けのロジックを整理する
- 業務ロジックをわかりやすく整理する
- ドメインモデルの考え方で設計する
- アプリケーション機能を組み立てる
- データベースの設計とドメインオブジェクト
- 画面とドメインオブジェクトの設計を連動させる
- アプリケーション間の連携
- オブジェクト指向の開発プロセス
- オブジェクト指向設計の学び方と教え方
オブジェクト指向を学んだけど、どう活かせばいいのかわからないと思ったときに読む本です。
引用元:Amazon
オブジェクト指向というとプログラミング技法(OOP)が注目されがちですが
本書ではオブジェクト指向で分析設計(OOAD)をし、それをOOPで実装するというオブジェクト指向本来のやり方を志向しています。
そういったことを著者の経験に基づいた言葉で書かれていて、丁寧で分かりやすかったです。
ただテストに関することはあまり言及されていませんので、そこは別の本で補う形になるかと思います。
ドメインオブジェクトにビジネスロジックを凝集したいという考えは良いと思った。
ただ、この開発手法を実践するためにはメンバーに思想を周知する必要があるし、継続的なリファクタリングが必須になる。
そのため自由がきいて、かつ少人数のプロジェクトでないと実践するのは難しいかな、という印象。
実践するとしても、すべての領域にドメインの考えを適用する必要があるかは考える余地がある。こうした考えがあることを知っておけば活かせる局面もあるはずなので、ドメイン駆動設計ってなに? という私には価値のある本だった。
引用元:Amazon