本記事では、JavaScriptで数値を文字列に変換する方法について解説します。
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目次
複数のやり方で変換することができる
数値から文字列に変換する方法は「String()」「toString()」「toFixed()」「文字列連結」の4種類あります。
それぞれ、使う場面が分けられますので最適な方法で変換しましょう。
String()
一番オーソドックスな数値から文字列に変換する方法がStringメソッドを使う方法です。
使い方はとても簡単で、Stringメソッドの引数に文字列に変換したい数値を渡します。
let n = 100;
let s = String(n); // "100"
toString()
toStringメソッドは、2進数や16進数などに変換することができます。10進数にも変換することが出来ますが、その場合はStringメソッドを使う方が一般的です。
使い方は、toStringメソッドの引数に◯進数にしたい数値を渡します。例えば、2進数に変換したい場合はtoString(2)の記述をします。
let n = 100;
let s2 = n.toString(2); // "1100100"
let s8 = n.toString(8); // "144"
let s10 = n.toString(10); // "100"
let s16 = n.toString(16); // "64"
toFixed()
toFixedメソッドは、小数点以下の桁数を指定したい時に使用します。
使い方は、toFixedメソッドの引数に残したい小数点以下の桁数を入力します。例えば、3桁まで残したい場合はtoFixed(3)の記述をします。
let n = 100.1234567;
let s = n.toFixed(0); // "100"
let s5 = n.toFixed(5); // "100.12346":四捨五入される
文字列連結
数値と空文字を足すことで、文字列に変換することが出来ます。
let n = 100;
let s = n + ""; // "100"
文字列連結での変換はあまりお勧めできませんが、このような方法でも変換することができるという紹介です。
まとめ
今回はJavaScriptで数値を文字列に変換する方法についてご紹介しました。最後にポイントを軽くおさらいしましょう。
ポイント
- 単純な文字列への変換はStringメソッドを使うのがオーソドックスな方法
逆のパターンで文字列を数値に変換する方法も紹介しています!
【JavaScript】文字列を数値に変換する方法
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