本記事では、HTMLのlabelタグの使い方について解説しています。labelタグを使えるようになると、ユーザーが操作しやすいフォームを作成することが出来るようになります。
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labelタグを使用する理由
<input>を使う時にセットで使用される<label>ですが、これは<input>で表示されている部品と関連付けるために使用しています。
例えば、<label>を使用しないで表示した<input>の挙動を確認してみましょう。
チェックボックスをクリックするとチェックが付きます。
では、チェックボックスの前に記載されている「あなたは18歳以上ですか?」の文字列をクリックするとチェックボックスの状態は変更されますでしょうか?答えは、変更されません。
続いて、<label>を使用して表示した<input>の挙動を確認してみましょう。
<label>を使用しないで表示した<input>と同様にチェックボックスをクリックするとチェックが付きます。
では、テキストをクリックしてみましょう。すると、チェックボックスの状態が変更されました。このように<label>を使用することによって、<input>と関連付けることができユーザーが操作しやすいフォームを作成することが出来ます。
labelタグの使い方
<label>の使い方は以下のとおりです。
<form>
<label for="age">あなたは18歳以上ですか?</label>
<input type="checkbox" id="age">
</form>
<label>と<input>を関連付けるには、まず<label>のfor属性に一意の値をセットします。次に<input>のid属性にfor属性と同じ値をセットします。これで<label>と<input>の関連付けが完了です。
labelタグを使用したサンプルコード
最後に<label>と様々な<input>を組み合わせたサンプルコードを紹介します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Document</title>
</head>
<body>
<form>
<div>
<label for="username">ユーザー名:</label>
<input type="text" id="username" />
</div>
<div>
<label for="username">パスワード:</label>
<input type="password" id="password" />
</div>
<div>
<label for="from">住まいは日本ですか?</label>
<input type="checkbox" id="from" />
</div>
<div>
<label for="num">好きな数値</label>
<input type="number" id="num" />
</div>
</form>
</body>
</html>