本記事では、変数に値がセットされているかどうかを判定することが出来るisset関数の使い方について解説しています。
PHPの学習におすすめ書籍
独習PHP 第4版
メリット
- PHPの基本構文からクラス・データベース連携・セキュリティまで学べる
- PHPによるWebアプリ開発の基礎・基本テクニックを学べる
ポチップ
先輩くん
Amazon Kindle Unlimitedに登録すると、月額980円で読み放題だからオススメだよ!
初回30日間は無料だから、まだ登録したことのない人はぜひ試してみてね!
全プログラマー必見!
変数名/関数名にもう悩まない!
変数名/関数名にもう悩まない!
リーダブルコード
メリット
- 美しいコードが書けるが自然と書けるようになる
- 他の開発者が理解しやすいコードになる
著:Dustin Boswell, 著:Trevor Foucher, 解説:須藤 功平, 翻訳:角 征典
¥2,640 (2023/07/23 02:48時点 | Amazon調べ)
目次
isset関数とは
issetとは、変数に値がセットされているか判別する時に使用される関数です。
if($変数)で値がセットされているか判別してしまいがちですが、この場合数値の0や空文字などもfalseが返ってきてしまうためより正確に値がセットされているか判定するには、isset関数を使用します。
isset関数の使い方
isset関数の使い方・書き方は以下のとおりです。
<?php
$num = null;
$num = isset($num) ? $num : '1';
?>
isset関数の引数に値がセットされているか確認したい変数を設定します。値がセットされている時はtrueが返り、値がNullまたは未定義の状態はfalseが返されます。
【PHP】if文を省略して記述する三項演算子の書き方・使い方
本記事では、条件分岐のif文を省略して記述することができる三項演算子の書き方・使い方について解説しています。 【三項演算子の書き方・使い方】 三項演算子の書き方…
サンプルコード
最後にisset関数を使ったサンプルコードを紹介します。
下記のサンプルコードでは、変数の値がセットされているかを確認します。変数に値がセットされている場合は、特に処理をせずに元の値を返し、変数に値がセットされていない場合(未定義 or null)は、初期値として0を返します。
<?php
$num = null;
check($num); // -> 0
$num = 10;
check($num); // -> 10
function check($v){
print_r(isset($v) ? $v : '0');
}
?>
1回目の処理では変数$numにnullが代入されているため、isset関数でfalseが返り初期値として0が出力されていることが確認できます。
2回目の処理では変数$numに10が代入されているため、isset関数でtrueが返り元の値の10が出力されていることが確認できます。