本記事では、JavaScriptでvalueの値が上手く取得できない時の原因と対処法について解説しています。
JavaScriptの学習におすすめ書籍
1冊ですべて身につくJavaScript入門講座
メリット
- 誰でも分かるように嚙み砕いて説明してくれる
- アニメーションの知識が深く学べる
- 1つのWebサイトを作りながら学べる
ポチップ
先輩くん
Amazon Kindle Unlimitedに登録すると、月額980円で読み放題だからオススメだよ!
初回30日間は無料だから、まだ登録したことのない人はぜひ試してみてね!
全プログラマー必見!
変数名/関数名にもう悩まない!
変数名/関数名にもう悩まない!
リーダブルコード
メリット
- 美しいコードが書けるが自然と書けるようになる
- 他の開発者が理解しやすいコードになる
著:Dustin Boswell, 著:Trevor Foucher, 解説:須藤 功平, 翻訳:角 征典
¥2,640 (2023/07/23 02:48時点 | Amazon調べ)
目次
考えられる原因と対処法
コードの書き間違い以外でvalueの値が上手く取得できない人は、valueの値を取得する際getAttributeメソッドを使用していないでしょうか?
getAttributeメソッドは、属性値の取得に便利なメソッドですがユーザー操作などで変化した値を取得することが出来ないため初期値を返してしまいます。もし、getAttributeメソッドを使用している人はvalueプロパティに置き換え再度確認してみてください。
実際に、getAttributeメソッドとvalueプロパティで値を取得した時の違いが分かるサンプルコードを用意したので、確認してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
</head>
<body>
<input type="text" />
<input type="text" value="初期値" />
<script src="index.js"></script>
</body>
</html>
const inputTexts = document.querySelectorAll('input[type="text"]');
const getInputValue = (e) => {
console.log(`正:${e.target.value}`);
console.log(`誤:${e.target.getAttribute("value")}`);
};
for (inputText of inputTexts) {
inputText.addEventListener("change", getInputValue);
}
/* コンソールログ *
*
* 正:test
* 誤:null
*
* 正:初期値test
* 誤:初期値
*/
2つのテキストフィールドにtestと入力しました。
1つ目のinput要素を確認すると、valueプロパティではtestの文字が返されたのに対しgetAttributeメソッドはnullが返されています。
2つ目のinput要素を確認すると、valueプロパティではデフォルトで設定した初期値 + 入力した文字testを組み合わせた「初期値test」が返されたのに対しgetAttributeメソッドは初期値の文字だけが返されています。
【JavaScript】input valueの値を取得する方法
本記事では、JavaScriptでinput valueの値を取得する方法について解説しています。 【valueプロパティ】 inputタグで入力された値(value)を取得するには、valueプロパテ…