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【JavaScript】Setオブジェクトに値を追加・削除する方法

本記事では、JavaScriptのSetオブジェクトに値を追加する方法と値を削除する方法について解説しています。

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目次

Setオブジェクトに値を追加する方法

Setオブジェクトに値を追加するには、addメソッドを使用します。基本的な使い方は以下のとおりです。

let setObj = new Set();

setObj.add(value);
構文解説
  • setObj:新しく生成されたSetオブジェクトが代入される
  • value:追加したい値を指定

実際に、addメソッドを使用してSetオブジェクトに値を追加してみましょう。

let setObj = new Set();

setObj.add(10).add(20).add(30);
console.log(setObj); // => Set(3) {10, 20, 30}

addメソッドは、戻り値にSetオブジェクト(自分自身)を返すので「.」で繋げるメソッドチェーンを使い複数の値を追加することが出来ます。

Setオブジェクトの値を削除する方法

Setオブジェクトの値を削除するには、deleteメソッドを使用します。基本的な使い方は以下のとおりです。

let setObj = new Set([10, 20, 30]);

let result = setObj.delete(value);
構文解説
  • setObj:新しく生成されたSetオブジェクトが代入される
  • result:boolean値を返す*
  • value:削除したい値を指定

*resultに代入される戻り値は、値の削除に成功した場合はtrueを、失敗した場合はfalseを返します。

実際に、deleteメソッドを使用してSetオブジェクトの値を削除してみましょう。

let setObj = new Set([10, 20, 30]);

let result1 = setObj.delete(10);
let result2 = setObj.delete(50);

console.log(result1); // => true
console.log(result2); // => false
console.log(setObj); // => Set(2) {20, 30}

全ての値を削除したい場合

Setオブジェクトの全ての値を削除したい場合は、clearメソッドを使用します。clearメソッドは引数の指定などはせず、削除したいSetオブジェクトにclearメソッドを使用することで全ての値が削除されます。

let setObj = new Set([10, 20, 30]);

setObj.clear();
console.log(setObj); // => Set(0) {size: 0}

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