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【JavaScript】配列を五十音順に並び替える方法

本記事では、JavaScriptで配列を五十音順に並び替える方法について解説しています。

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目次

sortメソッドとlocaleCompareメソッド

配列を昇順・降順に並び替える際にsortメソッドを使用しますが、五十音順に並び替えることも可能でしょうか?答えはNoです。その理由は、sortメソッドはUnicodeのポイントを基準に並び替えを行っているからです。

そこで登場するのが、localeCompareメソッドです。このlocaleCompareメソッドとsortメソッドを組み合わせて使うことで簡単に五十音順に並び替えることが出来ます。

実際に、五十音順に並び替えるコードを用意したので確認してみましょう!

let strArr = ["う", "い", "あ", "え", "阿", "亜", "尾", "鵜", "伊"];
let copyArr = [...strArr];

// 純粋なsort
console.log(strArr.sort()); // =>  ['あ', 'い', 'う', 'え', '亜', '伊', '尾', '阿', '鵜']

// localeCompareメソッドを組み合わせたsort
console.log(copyArr.sort((x, y) => x.localeCompare(y, "ja"))); // => ['あ', 'い', 'う', 'え', '亜', '阿', '伊', '鵜', '尾']

sortメソッドのみを使用したコードの結果は、漢字の「阿(あ)」が「尾(お)」の後ろに配置されたりと間違った並びになっていることが分かります。

一方、localeCompareメソッドを組み合わせたコードの結果は、綺麗に五十音順に並んでいることが分かります。

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