本記事では、JavaScriptで数値が正数であるか負数であるか確認する方法について解説しています。
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目次
Math.signメソッド
JavaScriptで数値が正数であるか負数であるか確認するには、Mathオブジェクトが提供しているsignメソッドを使います。基本的な使い方は以下のとおりです。
Math.sign(x)
構文解説
- x:正数であるか負数であるか確認したい数値を指定
Math.signメソッドは、xに指定した値が正数の場合「1」を返し、負数の場合「-1」を返します。もし、0だった場合は「0」を返します。
実際にMath.signメソッドを使用して、数値が正数であるか負数であるか判定するコードを作成したので確認してみましょう!
function numbercheck(num) {
let numFlag = Math.sign(num); // ここで数値が正数(1)or負数(-1)or0(0)か判定する戻り値を変数に代入する
if (numFlag === 1) {
console.log("正数です");
} else if (numFlag === -1) {
console.log("負数です");
} else {
console.log("値は0です");
}
}
numbercheck(10); // => 正数です
numbercheck(-10); // => 負数です
numbercheck(0); // => 値は0です
一番の重要ポイントは「let numFlag = Math.sign(num);」です。ここで、数値が正数なのか負数なのか0なのかを判定する戻り値を変数に代入しています。
この戻り値が代入された変数を厳密等価演算子(===)を使い比較することで、「1」の場合は整数・「-1」の場合は負数・「0」の場合は0と判定することが出来ます。