本記事では、font-sizeの下限値である10pxよりも小さいサイズを適用させる方法について解説しています。
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目次
font-sizeには下限値がある
Google Chromeではfont-sizeの下限値が10pxと設定されています。そのため、font-size:5pxと設定しても下限値である10pxに自動的に調整されてしまいます。
その理由としては、10px以下のフォントサイズだとユーザーが読みづらくなってしまうからだと思いますが、現在数多くのスマートフォンが登場しており、Galaxy fold (280px)やiPhone 5SE(320px)などの画面幅が極端に狭いスマートフォンでも表示崩れが起きないように10px以下の数値を使いたい場合があります。
そんな時はfont-sizeとtransform:scalc()を組み合わせることで、下限値である10px以下のフォントサイズを表示させることができます。
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font-sizeとtransform:scalc()を組み合わせて10px以下のサイズを作る
ここからは、実際に下限値の10px以下のフォントサイズを作ってみましょう。
font-sizeには下限値である10pxを設定し、transform:scalc()には適用させたい倍率を設定します。例えば、7pxのサイズを適用させたい場合はscalc(0.7)を、5pxのサイズを適用させたい場合はscalc(0.5)を設定します。
<div>
<p>10px</p>
<p>9px</p>
<p>8px</p>
<p>7px</p>
</div>
div{
font-size:10px;
text-align:center;
}
p:nth-of-type(2){
transform:scale(0.9);
}
p:nth-of-type(3){
transform:scale(0.8);
}
p:nth-of-type(4){
transform:scale(0.7);
}